踏み越えても踏み越えても段ボールの山
2022/04/25
先月以来、荷物が廊下にあふれている。
子供が部屋に戻ってきたおかげで、今まで使っていた家内のものが行き場を失ったのだ。
それが、廊下にあふれているわけだ。
廊下だけではなく、寝室にもあふれている。
子供の部屋だけはきれいで、我々の部屋と廊下に物が散乱しているということである。
どういうわけか、それが人の通るところに置かれている。
勢い、家の中を移動する際には段ボールのバリケードを踏み越え踏み分けしなければならない。
山頭火の「分け入っても分け入っても青い山」ではないが、踏み越えても踏み越えても段ボールの山である。
ゴールデンウィークは断捨離だという友人がいる。
たぶん、無理だろう。
いや、やってもほとんど大差はないだろう。
それほど物は捨てられないだろうと私は踏んでいるのである。