梅の実をジャムにした

庭の梅の実がなっている。

ほとんどだれも相手にしていなかったが、せっかくだから何かにしたいと思う。

普通、梅の実は梅酒にするか、梅ジュースにするかである。

梅ジュースは氷砂糖を入れる。

梅酒は、氷砂糖とリカーを入れる。

ただ、作っても飲まなければ意味がないうえ、結構場所をとるものである。

どこのお宅にも、作ったけれども誰も飲まないで結局捨てたというものがあるのではないか。

ならばまだ煮詰めてジャムにした方が場所はとらないだろうと考えた。

いったん茹でてあくをぬく。

冷ましてから種を取って崩して砂糖を入れる。

ついここで砂糖を入れ渋るとカビが生えやすかったり、ただ酸っぱいだけだったりする。

と言いながら、歯医者だけにあまり砂糖を使うことにはためらいがある。

というわけで、ずいぶんすっぱくてそれほど甘くないジャムになった。

もう少し砂糖を足そうかな。