会社も冷房を28度にしたら
2022/06/27
電気が足りなくなると騒いでいる。
原発は動かず、火力発電所が地震によって破損したからという。
そこに加えて、この暑さである。
まだ6月というのに、35度を超える猛暑日が続いた。
日中は太陽光発電で何とかなるが、夕方以降はこれがなくなるため危うくなるという。
5%を切るという話で、それがどれほど大変なのかはわからない。
だが、大変だというのだから大変なのだろう。
何に多くの電力を使ているのかはよく知らない。
だが、すぐにできることと言えば、「電気を切りましょう」という照明だろう。
しかし、それよりもエアコンの方がはるかに電力を使っているはずである。
東京都の全エアコンで1度温度を下げたらどれぐらいの電力節約になるか。
そういう数字は今のところ出ていない。
出ていないけれども、本当に全部のエアコンの温度を1度変えれば、かなりの省電力にはなるだろう。
そこでいつも思うのが、「寒すぎる会社」、すなわち従業員がわざわざ上着を着なければならないような会社だ。
こういうところが5度くらいあげてくれれば、1%や2%は貢献するのではないか。
残念ながら、こういったところのエアコン設定温度が上がるということはまずない。
1度でも上がった途端に、「暑い、何とかしろ」というデブ社員がたくさんいるからだろう。
まあ、こういう人は自分への服従のあかしとして、日本中のエアコン温度を下げようとする。
おかげで、日本中のエアコンの設定温度をあげられないのだ。
電車に乗っていて、「暑い」と言った人はいても、「寒いから温度を上げてくれ」という言葉を聞かない。
本当は、「我慢しろ、デブ」と言いたい人はたくさんいるのだぞ。