2023年歯科医師国家試験
2023/03/17
3月16日の午後2時に、今年度の歯科医師国家試験の合格発表があった。
受験者数3669名のうち、実際に受けたのが3157人でそのうちの合格者数が2006人。
500人以上が試験を受ける前にリタイアしたことになる。
そのほとんどが、卒業できずに試験を受けられなかった人だ。
岩手医大は、53人のうち29人が受けていない。
半分以上が留年させられたということだろう。
同様に、鶴見は88人のうち半分の44人が受けていない。
そんな中、わが昭和大学は10人しか落としていない。
それでいて新卒の合格率は80%を超えている。
大学当局は胸をなでおろしているだろう。
既卒の、つまり以前落ちた人たちの合格率も60%を超えている。
国立大学の合計で50%を割っていることからすれば、大したものだろう。
国立・市立を合わせて合格率トップは相変わらず東京歯科である。
慶応大学になるとかならないとか、ころころ変わっている。
ころころ変わっても、やはり慶応の名前は大きいのだろう。
昭和が慶応になる日はけして来ないんだろうな。