満開だ
2023/03/22
WBCも決勝戦とあって、朝から一歩も外に出ないで見たという人もいるのではないか。
実は私もその一人で、固唾をのんで見守っていた。
しかし、気がつけば1点取られている。
1点取られているのだがそこを見なかった。
ところが、あっという間に同点になっている。
それも見ていないうちだった。
終盤8回、ダルビッシュが登場した。
大谷とダルビッシュはアメリカでは投げないものと思っていた。
それがブルペンにいる。
8回、9回に投げるのだなということがわかる。
そして、大谷だ。
9回、1点差の場面。
ホームランで同点である。
ランナーがいれば逆転の場面でランナーが出た。
大谷が打たれて負けるのであれば、おそらく日本中納得するだろう。
栗山監督も、いや日本人全体がそう思ったはずである。
試合が終わったら、もう昼だった。
桜がいつの間にか満開になっていた。