今年も3月31日か

3月31日になった。

年度末だからといって何かあるわけでもない。

4月に入ったら何かあったかなと思うぐらいのものである。

3月31日と聞いて思い出すことが一つだけある。

昭和33年3月31日だ。

私のライターだったA先生の誕生日は昭和33年の3月3日だったが、それとは全く関係ない。

その日は、公娼が廃止された日として記録される。

「赤線玉ノ井抜けられます」という映画でその日が記憶されている、と思っている。

じゃあ、タマノイがどこにあったのかなんて知る由もない。

抑々、昭和33年なんて昔はまだ生まれていなかった。

まあ、その時に生まれていたA先生だって知らないだろう。

今時公娼なんてものにお世話になった人なんて、ほとんど絶滅しているだろう。

だったら、昭和33年3月31日なんてことを言う人もいないはずだが。

まあ、そんなことはどうでもいいが、明日から4月である。