ジューンブライド
2023/06/23
引越しをするという患者さんから伺った話である。
通常、引っ越しは年度替わりに行われるものである。
大学を卒業した人たちの引っ越しというものが春休み中にある。
当然、逆に入学してくる人たちの引っ越しもあるわけだ。
おかげで、3月は引っ越し業者がなかなか見つからないという。
6月になって、もうそんなことはないのだろうと思ったらそうでもないという話だ。
6月は、結婚して引っ越すという人たちがいるため、案外引っ越し業者は忙しいのだそうだ。
今この時期は結婚式をするのにいいのか。
今日はそうでもなかったが、暑い。
7月8月に比べればましだが、それでも暑いことは確かだ。
さらに、梅雨の時期である。
着物を着る人は東京では減ったとはいえ、着物に雨は大敵である。
もちろん、ジューンブライドというものは日本の風習というわけではないから、当てはまるとは限らない。
海外であれば、もう少しやわらかい気候なのだろうと思う。
とはいえ、地球温暖化の時代である。
桜の花が4月には散ってしまうようでは、ジューンブライドも1か月ほど早めた方がいいのではないか。
それでも6月に多いのであれば、真夏よりはましという判断なのだろう。
桜の花が咲いているころの気候が良かったなと思う6月である。