ゴムの掛けるところが違ってます

矯正治療ではしばしばゴムをかけてもらう。

2級を治療するために使うゴムが2級ゴム、3級を直すのが3級ゴムと呼んでいる。

また、上下にかけて噛み合わせを深くするものをアップアンドダウン、上下の歯の舌側と頬側にかけるものをクロスゴム。

何を直したいかによって使い方が変わってくるわけである。

先月このゴムをお願いした方が、付け方を間違っていた。

2級ゴムにしろ3級ゴムにしろ、奥の方の歯につける。

掛けにくいという方はいらっしゃるだろう。

上下第二大臼歯にかけるクロスゴムなどはかなりのはずだ。

そうなると、ついかけやすいところにかけてしまうということもあるのかもしれない。

友人は、子供のころに2級ゴムをかけろと言われて面白がって3級にかけたという。

まあそれでも特に今の歯並びがどうこうということではないので、大きな問題ではなかったということだ。

そんなに大きな問題になるぐらいに動いてくれるなら、こちらとしてはとてもうれしいのだが。