トイレとリュウチェル
2023/07/14
リュウチェルという人がなくなったという話でもちきりである。
誹謗中傷をずいぶん書かれたという話もある。
実際に何が引き金になったかは、本人にしかわからないところだ。
その一方、最高裁で、トイレの判決が出た。
女性だという男の人に女性トイレを使わせないのは違法だという判決であるようだ。
LGBTの人同士が結婚することが認められようとしている。
その流れだろう。
LGBTの人たちの権利が次第に認められるようになっていると感じる。
そういう流れの中で、自死したリュウチェル氏はそういうこととは違う悩みに満たされていたのか。
あるいは、そういった世の中の流れとは裏腹に、本人たちにとってはそれほどは改善されていないということか。
楽しそうな映像はたくさん残っている。
その映像の裏で、苦しい思いをずっと抱え続けてきたのかもしれない。
もし、私が彼の心のうちを見ることがあったなら、いったい何と答えることができただろう。