蓮舫はよっぽど嫌われてるんだな
2024/07/07
東京都知事選が終わった。
結果的には、小池百合子の勝利であった。
前回よりは減ったものの、2位と3位を足した数と同じぐらいの得票数である。
それにしても蓮舫である。
今回の選挙は、小池百合子に対して、蓮舫が挑戦するという構図で始まったはずである。
そこに、広島のどこかの元市長が入ってきたけれども、構図として変わったわけではない。
誰もがそう思っていたはずだ。
ところが、ふたを開けてみれば、蓮舫はその元市長にすら負けている。
小池都知事に関しては、学歴詐称ではないかといったようなネガティブな情報が流れていた。
一方の蓮舫については、特にこういった話は聞かれない。
しかも、この何か月かの間、自民党の現職首長が負け続けてきた。
パーティー収入の問題が大きく影を落としているといえるのだろう。
さらに、イギリスでは何十年かぶりで政権が交代した。
それらのことからすれば、蓮舫圧勝かと思われたし、小池都知事側もそう恐れたのではないか。
それが蓋を開けてみればこの結果。
よっぽど蓮舫は嫌われていたということではないのか。
小池都知事も嫌いだが、蓮舫には入れたくないと思った人がたくさんいたというべきだろう。
「2位じゃダメなんですか」がいまだに効いているというべきか。
そういう人が、元広島の市長に入れたと考えるところで、そうでなくて聞いたこともない広島人に入れまい。
おまけだが、同じ石丸という別の人がそこそこの票を得ているところを見ると、間違ったのではないかと思われる。
あくまでも想像だが。
と、いろいろ書いてきたけれども、今回の都知事選は、本筋の小池対蓮舫はどうでもよくなっていた。
わけのわからないやつが無関係にポスターを貼ったとか、裸のポスターが出現したとか、はたまた、選挙に出てもいないやつが出てますとユーチューブなどに投稿したりといった、場外乱闘の方ばかりが有名になった。
もはや、選挙というよりも、選挙を口実にしたパフォーマンスの場といった風情である。
こんなことが民主主義の根幹ともいうべき選挙で行われるようになったとは、日本の民主主義は終わりを見せているのではないか。
そんな気がする。