円安終了か
2024/07/24
一時1ドル160円を超え、200円まで行くのではないかといわれた為替相場である。
それがここにきて、再び円高方向に動き出したように見える。
日中は156円台だったと思ったが、午後11時を過ぎたこの時間で153円前半まで来ている。
一気に3円近く円高になった計算だ。
日本は利上げをするといっている。
一方のアメリカは利下げに転じるという話である。
つまり、両国の金利差が縮小するということで、そもそもの円安の原因が取り除かれるとは言わないまでも、弱まるわけだ。
円安は物価高をもたらす。
それがあまり感じられないのは、ある程度の政府の補助金のおかげであろう。
特に、ガソリン価格である。
1リットル160円170円という値段は、ほとんど変わらずにいる。
これは、政府の補助金のおかげで、それがなければ200円を超えているだろう。
ま、もっとも、ガソリン価格には、余計な税金がかかっているのだから、それをなくせば急に安くなる。
税金の上に税金がかかっているのだから、消費者は二重取りされているわけだ。
だから、多少の円高になったとしても、ガソリン価格は下がらないということでもある。
金利は上がるという。
住宅ローン金利があがれば、支払い利息が増えて困るという人も出てこよう。
新規でローンを考える人からしたら、やめる理由にもなるかもしれない。
金がある人にとっては、利息収入が増えて結構だが、借金のある人からすれば、冗談じゃないというところだろう。
とりあえず、一番反応しているのが株かで、これで7日間連続下げは決定的だな。