「子供治療に特化したブルーオーシャン戦略」って子供を食い物にするってことか

世の中にはたくさんの歯科医師向けセミナーというものがある。

日々そういったものの広告が入ってきて、矯正に係るものも当然目にする。

そんな中に、表題のセミナーが出てきた。

子供の矯正をやってお金を儲けましょうという内容であるらしい。

内容まではわからないが、素人でもできるアライナーを用いるのではないかと推測する。

何度も書いているが、子供の生えかわったばかりの歯並びの不具合は、何もしないで直ることが多い。

装置をつけてもつけなくても治るのなら、つけたから治りましたといった方がお金にはなる。

一方、先日の東京矯正学会のセミナーで、延々とそういった「治療」を続けた挙句、にっちもさっちもいかなくなって、矯正科に逃げ込んで来た患者さんというのが出ていた。

子供の治療には、親御さんのみならずおじいさん・おばあさんがお金を出してくれるものである。

そういう人たちを食い物にしていますといっているような、こういったセミナーを聞いて実際に子供を食い物にする小児歯科医が増えてくれないことを祈っている。

 

ネット上には歯医者を相手にするセミナーの類の広告が山のように出てくる。

その中に、こんな表題のものが見られた。

「こどものためなら親御さんはお金を払いやすい」

「矯正治療未経験の私が数か月で治療できた」なんて文言が並ぶ。