5万9000年前の歯科治療
2026/05/30
ネアンデルタール人が虫歯の治療をしてたらしいという記事を見た。
そのころの人たちに、虫歯があって困っていたんだなあということと、痛かっただろうなあと思う。
露髄しそうな深い穴が開いていたようだから、麻酔もない当時は削るときは痛かったことは間違いないだろう。
それとも、麻酔に変わる何らかの処置があったのか。
石器を使って削ったように書いてあったのだが、さすがに石器ではエナメル質は削れまい。
単に軟化象牙質を取り除いただけかもしれない。
それで、齲蝕の進行は止められて、抜髄や抜歯に至らなかったのか。
歯が残っているのだから、抜歯には至らなかったということにはなる。
軟化象牙質を除去しただけで、進行は止まったのだろうか。
齲蝕や歯周病は単なる感染症で、感染症が100年以上はびこったことはない、と衛生の教授は言っていた。
だが、6万年も前から、あるいはそれ以上前から現在に至るまで、人類はこの感染症と戦っているということである。
後世の歴史書に、人類は21世紀に齲蝕を克服した、と書いているだろうか。