高校野球という風景
2026/08/10
今年も高校野球が始まって、連日熱戦が繰り広げられている。
どこのチームも死ぬほど練習してきて、それこそ人生をかけて試合をしていると思われる。
我々は、それをただ見るしかできないが、つい応援したくなるチームというものはある。
先日、熊本の学校が登場して1回戦を勝利した。
「故郷に力を与えたい」と言って見事に勝利した。
のではあるのだが、じゃあ、相手は「俺たちが勝ったら、被災地を打ちのめすのか」という思いを持ちながらの試合だったかもしれない。
もう50年も前の話だが、つい昨日負けたが、八王子実践高校の選手と対戦した。
先方は、常に上位に入る強豪校で、当然人数も多い。
ところがそういうところの選手に1セットこちらがとった。
すると、突然向こうの応援団が増えてきて、50人ぐらいが後ろについた。
なんか、そういうやつらを相手にして、もしもこちらが勝ってしまったら、あの応援団に悪いことをしたことになるのではないか。
なんだかそんな変な気持ちになって、どうも調子が悪くなって、けっきょく負けた。
今回の高校野球は、そんな甘っちょろい人たちではなかったので、実力は出せたのだろう。
子供のころは、あそこに勝ってほしいという強い思いれを持ちながら見ていた。
さすがに、今はそこまでの思い入れを持って、どうしてもこの試合を見たいということはなくなった。
まったく話題には上らないが、高校野球の視聴率も昔に比べれば相当落ちているだろう。
それでも、夏休みの昼間、高校野球の中継が流れていると、夏だなあと思う。
そう思う人しか、多分今は見ないのかな。