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季節外れに咲く花

2015/04/10

dsc08034シクラメンとかシャコバサボテンというのは、真冬に咲くものというのが一般的に思える。それが、どういうわけか今になって咲いている。また、10年ぐらい前にもらった胡蝶蘭が、今ごろつぼみをつけている。胡蝶蘭は10月に満開のやつをもらったので、そのころに咲くものだろうと思っていた。それが4月の今ごろになって花をつけるというのは、どうなっているのだろう。

花屋で売っているものは、温室で育てるため、季節を先取りして咲かせているというものもあるだろう。ちょうど花が少なくなる年末ごろには逆にプレゼント用に花の需要は高まる。そのため、温室に入れて花を咲かせるというものはあるのかもしれない。そうだとすれば、これを自宅で育てていると、本来咲くべき時期に咲いているだけということになる。
花屋で鉢植えの花を買う人は多い。ただ、そういう花はいったん終わったあとはみなさんどうしているのだろう。ちゃんと育てて来年また咲くのを待つのか。それとも、花が終わると捨ててしまうのか。捨ててしまうのはかわいそうだが、水をやり続けていても来年も咲くという保証はないし、枯れてしまうこともある。それなら先に捨てて新しいものを買おうというお宅もあるだろう。また、そうやって捨ててしまわなければ、新しい花を買ってきても置く場所がないというお宅もあるはずだ。
胡蝶蘭は何もしないのに咲く一方、ハイビスカスは、買ってきた当初は咲いていても、じきに花をつけなくなってしまう。愛情が足りないということなのかもしれない。

 

 

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