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かゆいところをかくということ

2015/04/14

ph_suitable_04じんましんが出た。昨晩食べた〆サバがいけなかったらしい。どうもいつもより酸味が足りないと思った。その分、酸っぱくないのでいつもよりおいしいと感じたものだ。ほかの家族がだれも食べないので、私一人で1本食べてしまった。それほどたくさん食べなければじんましんも出なかったかもしれない。寝ていたところ、急に背中がかゆくなってきた。ついに来たかと思った時には遅かった。頭から足の先までかゆい。特にどこかに接触しているところがかゆくなるようで、背中がかゆいと思って横を向くと腕がかゆかったり、わきの下がかゆかったりする。思わずかきむしってしまった。
かゆいところをかいたからと言ってかゆくなくなるわけではない。でもかきたくなるのは、やっぱりかいた方が気持ちがいいからということになるだろうか。アトピー性皮膚炎の人は、これがずっとだから、かゆくてもかかないようにと言われているようだ。そう言われてもかきたくなるので、あの手この手でかかないように注意するのだろう。
かゆみというのは、痛みと同じレセプターが感知するものという風に習った。ところが最近ではこれは別のものということになったらしい。かゆみは痛みの弱いものではなかったということだ。普通、痛みというものは身体を損傷するような外力を感知するものであろう。一方のかゆみというのは、身体を損傷するというわけではないが、何らかの不都合を起こしている部位とも取れる。痛みは赤信号で、かゆみは黄色信号ということだろうか。
かゆいところをかくと、瞬間快感が得られる。ということは、かゆみというものは、身体にとって必ずしも悪いというものではないということか。ならば、蚊に刺されるのも水虫になるのも、悪くはないことになる。もしかしたら、かゆみというものは、人が進化の過程で問題がなくなってきた体への損傷なのかもしれない。

 

 

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