２月１５日から３月１５日までは確定申告の期間である。経費を計算して、税金の計算をする。例年やってきたこの一連の仕事の中に、月島矯正歯科の経費が入ることになる。つまり、仕事がぐっと増えるわけだ。減価償却という、今まで経験したことのなかったものがここに入ってくる。昨年は、収入が減って出費が増えたので、税金はずいぶん減るだろう。

申告には青色と白色とがあって、一般の人は白色なのだが、事業を行っているような人は、青色申告というものが使える。損失が出た場合に、一定期間これを繰り越すことができるというメリットがあるということは知っていた。通常、事業を始めた当初は売り上げは少ない割に、初期費用のようなものがかかって、赤字になる場合が多い。そこでこれを何年か繰り越していいということになっているのだろう。ただし、それ以外に何かメリットがあるのかなんていうことは知らなかったし、メリットがあるからにはデメリットもあるはずで、そんなものは当然知らない。

もう一つ知らないことがあって、今すぐ青色申告にすることはできないということだ。青色申告をするためにはあらかじめそのように税務署のほうに届けなければならないのだそうだ。ということは、今年の私は青色申告はできないということになる。とすれば、赤字が出ても、それを繰り越すことができないということになる。そう思って友人と話していたら、給与所得と合算できるといわれた。給与所得と合算できるのなら、十分に赤字分は補てんできるだろう。損失を繰り越す必要はないということだ。誰だったか忘れたが、あえて白色申告にしているといった人がいた。青色申告のメリットは、損失の繰り越しと、６５万円の青色申告控除なのだそうだ。しかし、その分帳簿をちゃんとつけなければならないのだという。これが面倒なのでその人は白色にしているということなのかもしれない。

とっととやらなければならないのはわかっているが、いつも面倒なことをさせられるなあと思うばかりである。もう１週間が過ぎてしまった。

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月島矯正歯科
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