片頭痛に悩まされている方は多いそうだ。統計によると840万人と出ている。人口の1割に近い計算だ。寝ていてもその痛さで眼が覚めるという。23日は仕事も出来ないほど痛いという。その痛さが何ヶ月かに1度襲ってくるというから深刻である。

この偏頭痛の原因が、心臓にある卵円孔が原因ではないかという記事が載っていた。肝臓で出来たセロトニンがこの穴を通って脳動脈に入ることが頭痛の原因としている。この孔をふさいだ19人中18人で症状の改善が認められたという。

もともと偏頭痛の原因として、血管説というものと三叉神経説というものが紹介されています。血管説は、血小板から放出されるセロトニンが引き起こす患部血管の収縮の後に起こる拡張が原因と書かれています。一方の三叉神経説は、血小板由来のセロトニンではなく、三叉神経から出される血管の拡張、収縮を引き起こす物質が原因というものです。

私の友人も長年偏頭痛に悩まされてきた。この治療で根本的に改善できるなら、多くの人に福音となるだろう。但し、心臓であるからにはそれなりに治療のリスクもあるはずだ。とはいえ、840万人もの人が生活上の不安無くすごせるのなら、それはぜひ勧めてほしいものである。

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