普段は何とも思わない街路樹だが、こう暑くなってくるとその木陰がありがたい。ところが太陽の方向によっては木陰が車道側に伸びて、歩道がちっとも陰にならない。そういうときには、車道側を歩きたいがそうもいかない。ならば、歩道と車道の間ではなく、歩道の真ん中に街路樹を植えてくれと言いたい。これなら必ずどちらかに木陰ができる。

同様に、交差点にも木陰がほしい。いや、交差点にこそ日除けがほしい。なにしろ、建物の影にでもならなければ、何も日を遮るものがない。だが、実際にはそう都合よく建物があるわけではない。そして、よくよく観察してみれば、交差点のところには街路樹を初めから植えていないのだ。これは街路樹により信号が見えなくなるからとかいうわけのわからない理屈による。ならば、交差点の歩道の真ん中に植えればいいではないか。

月島は歩道が広い。なかなかこれほど広い歩道の土地はないだろう。とはいえ街路樹のスペースをはじに持ってこようが真ん中に持ってこようが歩道の幅は変わらない。だったら真ん中でもいいではないか。

そんなことをしたら歩きにくいとか自転車とすれ違いにくいといった声も聞こえてこよう。仕方がない私は、地下鉄出口の建物の陰に隠れて、子供に笑われるのである。

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月島矯正歯科
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