こんな大陽線は見たことが無い
2015/09/09
久しぶりに気持ちのいいあげっぷりだった。というより、こんなに大きな陽線はいまだかつて見た覚えが無い。黒田バズーカといわれた量的緩和の発表のとき以来だったかもしれないし、あるいはそれ以上だったかもしれない。1000円という陽線はそうお目にかかれるものではない。7月9日も大きくふれたが、その1日をも凌駕する陽線である。
なぜこれほどの大きな上げにつながったのか。一応、アジアやヨーロッパ市場が落ち着いているからという説明は書かれている。だが、それだけで説明がつくほどの上げとは思えない。FRBの利上げが延期になったとか、中国が更なる4兆元の財政出動をするとかいったようなことがあったと思われるほどである。
このところの下げは、中国バブルの崩壊によるものと理解されてきた。ここまで世界経済を牽引して来た中国にかげりが見えれば、資金は当然引き上げられることになる。相当な金額が不良債権化しているだろう。リーマンショックの再来のような事態が今まさに起こりつつあるといってもいい。中国はまさに今、今日の東京のような土砂降りの中にいるように見える。
そういう状況にあって、この今日の株式市場の動きは、とても不思議な感じがする。日本以外のアジアを見れば、最も上がった台湾で3%台で、当の中国上海では1%そこそこでしかない。やはりここはわが国特有の要因ということで、40%以上という驚異的につみあがっていたから売りの買戻しという一時的要因であろうか。そうだとすれば、一過的なあげに過ぎないものは再び落ちる運命か。
何年先になるか分からないが、この相場は28000円という声もある。そうなってほしいと思うが、こんなところでつまずいているようだとITバブルとほとんど変わらない21000円が頭になってしまうのではないかという恐れもある。
バブル前の高値をこえていないのは、一人日本だけであろう。28000円などといわず、4万円、5万円と上がるようなことは無いのだろうか。
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