プロファイルを評価するときは、自分が基準になりやすいようだ。―――江東区・千代田区・港区からも便利な月島矯正歯科
2015/09/25
先日相談にお見えになった患者さんは、とても歯が大きくて、犬歯の萌出スペースが無いお子さんでした。さらに、下顎が小さくて非抜歯で治療しようとすれば、すでに出ているプロファイルは悪くなることが必至でした。お母様にそのことをお話しましたが、あまり納得していないような表情です。
親子ですから当然ですが、お母様も比較的口元が出ていました。つまり、自分と同じぐらいのプロファイルの悪さは気にならない。言い換えれば、プロファイルの基準は案外自分であったりするということのようです。それは、自分より背の高い人が「背の高い人」であり、自分より背の低い人は「背の低い人」と判断するのと似ています。
口元が出ていますと説明する場合、歯軸が唇側傾斜していてオーバージェットが大きければ、かなりの人が自分は出っ歯だと感じるものです。ところが歯軸自体がそれほど唇側に傾斜していないような場合は、あまり自分の歯並びに問題があるとは感じないようです。
まだ乳歯が残っていますので、実際の治療はもう少し早です。果たしてお母様はどう判断されるでしょうか。
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月島矯正歯科
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