ブリッジが長持ちするためにする矯正―――勝どき・豊洲・晴海から便利な月島矯正歯科
2015/09/28
成人の方で、時々相談されるのが、欠損した歯の補填のことです。先日見えた患者さんは、上顎の第一大臼歯が抜歯されていました。カリエスで抜歯されたものとの説明です。いつ抜歯されたかも定かでないというほど昔だったようですから、5年はたっているでしょう。
こういう場合、その前方にある第2小臼歯が遠心に、後方にある第2大臼歯が近心に傾斜してしまいます。この方もそうでしたが、本人は特にそれで不便さを感じているというわけではなかったようです。
欠損した部分を補填する治療には、いわゆる入れ歯を入れる場合もありますが、このように1本のみの欠損の場合は普通は入れ歯を使うことはありません。両隣の歯を削ってブリッジにするか、その部分にインプラントを入れるかでしょう。ところが、両隣の歯が傾斜していると、ブリッジを入れる場合過度な力が加わることによりブリッジの寿命が短くなるということがあります。そこで、傾斜している部分を元のように起こしてやるという必要性が出てきます。
支台歯が傾斜したまま入れたブリッジは清掃性も悪く、骨がなくなってほとんど役に立っていないというようなものを時々見かけることがあります。こういうブリッジを見るにつけ、ちょっとだけ歯を動かしていればもう少しこのブリッジは長持ちしたのだろうなと思うところです。
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月島矯正歯科
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