私が所属していた昭和大学矯正科の初代教授は福原達郎という人で、20年以上前に65歳の定年で大学を去った。私の恩師である。その福原先生の米寿のお祝いというものが開催された。

矯正科では、毎年数人の研究生というものを採る。2年間の有料のコースで、このコースを終了すると修了証書というものが発行される。そういえば、どこかにあったはずだが最近見た覚えが無い。というより、もらってから一度も見ていなかった。今回、その修了証をもらった人が呼ばれたということで、60人近い人が集まった。

88というのに福原先生はとてもかくしゃくとされていて、いまだに大岡山のオフィスではワイヤーを曲げていらっしゃる様子だ。頭が下がるというより、こちらもあやかりたいところだ。

米寿の次は卒寿、そして白寿と続く。おそらく白寿ぐらいは軽く超えてしまうだろう。白寿の次は100歳の百寿だそうで、108歳の茶寿111歳の皇寿、112歳の珍寿、118歳の天寿、121歳の大還暦と続くらしい。ということになると、天寿を全うする為には118歳まで生きなければならないらしい。だが、福原先生なら、それぐらいは行きそうな勢いである。

いつまでもお元気で活躍されることをお祈りしている。

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