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ハムやソーセージ―――勝どき・豊洲・晴海から便利な中央区の月島矯正歯科

2015/10/27

WHOがハムやソーセージなどの加工肉に発がん性があるという発表をした。毎日食べた場合、50グラムごとに大腸がんになる確率が18%上昇すると記事に出ている。50グラムというと、ソーセージ1本分ぐらいか。ならば6本も食べれば、大腸がんになる確率が2倍になるということになる。

日本人はもともと大腸がんになる確率は低かったのだが、これが戦後になって上昇してきた。食生活の欧米化によるものといわれた。それより一足先に欧米的な食事をするようになった海外移民のデータからもこれは裏付けられているようだ。

昔の日本は貧乏で、肉なんていうものはめったに食べられなかった。代わりにご飯と野菜をたくさん食べていたものと思われる。豊かになった日本は肉の消費量が爆発的に伸びた。それが豊かさの象徴でもあった。だが、いまや肉は食べるが野菜など食べないという人も多いのではないか。

消化のいいものばかりを食べていると便秘になり易い。便秘になると体内に悪いものがたまっている状態が長いので大腸がんになるであろうということは想像がつく。ところが、2007年の厚労省の研究によると、便秘と大腸がんとの間には因果関係はなかったということです。そうだとすると、肉を食べることで大腸がんが増えた原因は、肉そのものにあると考えるべきでしょうか。

今回の発表は、加工した肉を食べるとということになっています。加工しないで単に焼いたり煮たりして食べる分にはいいのか、あるいは焼いたり煮たりもしてはいけないのか、そのへんのところはこれだけでは良く分かりません。また、仮に焼いたり煮たりしてもだめだということになれば、大変なことになるのは必定ですから、そこまでは分かっていても発表はしないでしょう。それでもハムソーセージ会社にとっては大打撃の発表といえます。

ハムやソーセージはそれほど食べるわけではありませんが、ビールにソーセージという定番料理を頼むときには、ちょっと考えてしまいますね。

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