今朝の園芸番組で無花果をとりあげていた。無花果という木は、今が植え替えの時期なのだそうだ。普通、冬に向かう時期には植物も発育を止めるので植え替えはしないものだ。それが今というなら、よほど生育が旺盛ということになるのだろうか。昔からトイレの出口を隠す植物だといわれていたそうだ。日当たりが良くないところでもよく育って実がなる丈夫な木ということだろう。

そんなテレビを見ていたら、またむらむらとこれを育ててみたいという気持ちがわいてきた。ついでにブルーベリーも買いたいわと家内が言う。そこで豊洲に出かけて出かけてみたところ両方ともちゃんと置いてある。おいてあるからには今が植え時に違いない。

テレビでは3年で30個ならせることを目標にしましょうと言っていた。テレビの苗に比べて1年ぐらい育っているように見える。ということは2年で30個なる計算だ。まあよっぽどうまくいって30個だから、10個もなればいいほうだろう。むしろ、来年の今頃まで枯れずに立っているかどうかのほうが大事だ。

何でもそうだが、始める前が一番楽しい。実際に育て始めると、日々の水やりだのなんので面倒なことばかり多い。そして、実際に実がなるのかどうかもはっきりしない。特に花が咲かない無花果は、実がなることしか楽しみがない。それはお金をかけてきれいに着飾らせて、その代わりにすることもしないであるとき子供が生まれる女性のようである。それなら、私のようなものは葉っぱのミドリこそ楽しむべきなのかもしれない。

 

 

 

 

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