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コーヒーを飲みすぎると死ぬのか

2015/12/28

カフェイン中毒で死んだという人が出た。エナジードリンクをたくさん飲んでいたからというような説明がなされている。血中濃度が致死量の倍近くあったというから、死んだとしても仕方がないところかもしれない。

体重60キロの人の致死量が12gと出ている。エナジードリンクなどでは100ミリグラムとか200ミリグラム程度しか入っていないから、それだけ飲んで死ぬような量とは思えない。どこかの国では1.5リットル飲んで死んだ人がいたというから、人によっては死ぬこともあるのかもしれないが。

カフェインといえば、金沢大学での高カフェイン療法というものが一時話題になった。若年性骨肉腫治療のための抗がん剤治療の際に高濃度のカフェインを併用することによって治療の効果が高まるというものだ。1日1g程度のカフェインを抗がん剤と一緒に投与する。これによって、抗がん剤の効果が強まるということなのだろう。もちろん、副作用としてでるであろう寝られないという点については、睡眠剤も出すようだ。小児の骨肉腫治療には効果が上がっていたようだったが、2010年に少女がなくなったことから今は中止されているようだ。同じ病気を持つ患者さんにとってはがっかりなところだろう。

亡くなった人が実際にどれぐらいのカフェインを摂取していたのかということははっきりしていないようである。精神的にも不安定だったという話もあるから、発作的にたくさん飲んだということもあるかもしれない。もしも、実際の死に直結したのが抽出したカフェイン錠剤だったのだとしたら、エナジードリンクやコーヒーはいいとばっちりということになる。

今日もコーヒーを飲んで勉強している受験生にとっては、もしかしたら寝られない話かもしれない。

 

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