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年間20日の受験チャンス―――――中央区の月島矯正歯科

2016/01/30

また受験のねたである。この時期は受験の話でいくらでも書く内容はある。

昭和大学も含めて、私立の歯学部は受験日が重ならないようになっているように見える。それは事前に会議か何かをやって大学間で調整しているからに違いない。そう思っていたら、日本私立歯科大学協会というものがあって、どうもそこでこの「調整」が行われていたようだ。そこに各大学の受験スケジュールが載っていた。

昭和大学は、推薦や編入を含めて7日の受験日が設けてある。もちろん、編入試験に一般の受験生は参加できないから、同じ人が7回受けるというわけではない。それでも編入の2回を除いても5回も受けるチャンスがあることになる。

そう思って他の大学を見たところ、多いところでは19回のチャンスがある。そして、一般入試1という日が2日に渡っているから、2回の一般入試1があるということになる。つまり全部で20日の受験チャンスがあるということになるわけだ。

9月のAO入試に始まって、一般入試3というやつが3月の終わりにあるので、都合半年にわたって受験をやっている計算になる。これでは、受験に関わっている委員にとって見ると、大学の仕事イコール受験という思いで一杯になるだろう。

いまや歯学部の定員は大幅に削減されて、その割りに試験日が大幅に増えたということになる。20回も試験があれば、1回ごとの定員はとても少ないはずだ。3人とか4人なんていう定員があるかもしれないと思うと、そんな試験なんかやるだけコストの無駄のようにも思えてしまう。

これだけ何度も試験をやっても定員割れという大学が必ずある。試験回数が多いということは、当たり前だが不人気の現れである。授業料が高い割にはワーキングプアといわれてしまっては普通の人は敬遠する。本来なら、歯で悩む人がそれだけ減ったと喜ぶべきなのだが。

 

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月島矯正歯科
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住所:東京都中央区月島2-15-16
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