受験票が無い
2016/02/02
今朝も娘は試験を受けに行った。はずだった。ところが30分ほどして電話がかかってきた。「お父さん、受験票無い?」
途中の駅で確認しようと思ったらなかったのだという。かばんの中にしまっておけばいいものを、出掛けに弁当の袋に突っ込んだんだそうだ。弁当の袋から出してみたら昨日の大学の受験票で、今日の分がなかったそうだ。
思えば、中学に入ったときからそうだった。入学式の翌日、勇躍登校して行った娘から電話が来たのは授業開始時間に程近い頃だった。「どうやっていくかわからない」という受話器の向こうの娘の声は、今日の声とまったく同じだった。
受ければ受かるというものではない。だが、受けなければ受かるものも受からない。なんだか宝くじに似ている。宝くじよりは確率は高いのだから、これを棒に振ったという事実は一生心の片隅にとげのようにして残るだろう。
どんなことでも、過ぎ去ってしまえば単なる笑い話やエピソードに過ぎなくなってしまうものだが、早くそういう日が来てほしいものである。
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