モハメド・アリ―――――勝どき・豊洲・晴海から便利な月島矯正歯科
2016/06/06
モハメド・アリが死んだそうだ。享年74という。長らくパーキンソン病を患っていて、アトランタオリンピックの際の映像は痛々しいものがあった。もっとも、ボクシングによるいわゆる「パンチドランカー」状態でなかったということではホッとしたというところはある。
私が初めて彼を見たのは、おそらく1971年のジョー・フレージャーとの闘いであったのだろうと思う。小学校で話題になっていたため、別に見る気もないのに帰宅してテレビをつけたのだ。その時にどっちが勝ったという覚えがない。アリが勝ったのだろうとずっと思っていたのだが、後からみるとどうもそうでもない。外国人同士、それも黒人同士の試合だったおかげで、どっちでもいいと思いながら見ていたのだろう。もちろん、友人は圧倒的にアリを応援していたのだが。
当時の彼の「ビッグマウス」は、ボクシングのチャンピオンというものはみんなそういうものだろうと思わせるようなものであった。今から思えば、試合を盛り上げるためのパフォーマンスという面が強い。それと同時に、彼らほどの人たちでも、やはり試合の前は怖いのだろうとも思う。アリではないが、試合前の記者会見の席で本当に殴り合いをしたという選手もいた。そういう「ビッグマウス」も彼をスーパースターと称するのに一役買っていることは間違いない。
最近のボクシング界は、団体が増えたということもあるのかもしれないが、なんだかぱっとしない。ヘビー級のチャンピオンは誰ですかといわれても、はたしてどれぐらいの人が答えられるだろう。もちろん、私も答えられない。その代わり、日本人チャンピオンの数だけは増えてきたように思う。これも、団体数が増えて、チャンピオンのポストが増えたからだと言われてしまえばそうなのかもしれない。その代わり、世界で「日本のOO]を知ってるかといってどれぐらいの人が首を縦に振るか。
どの世界にも伝説の人はいる。モハメド・アリはボクシングヘビー級界最高の伝説であろう。今再び彼が現れても、アリのまねをしたやつが出てきたといわれるに違いない。だが、チャンピオンとして20回近い防衛をし、そのうえパフォーマンスをこなすようなスーパースターをこそ、今のボクシング界は待ち望んでいるだろう。
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