14歳そこそこでプロの棋士になった人が出た。かつて、中学生でプロ棋士になった人たちは、４人しかおらず、羽生善治３冠を始め、名人になった人は多い。この藤井聡太君もゆくゆくは名人という称号を手にするかもしれない。

それにしても14歳である。プロの棋士になる為には、奨励会に入り、最終的には三段リーグで上位に入らなければならない。早くても7，8年はかかるようであるし、中にはとうとう上がれずにプロの夢を諦めるという人もいる。医者や歯医者の国家試験を受け続けて、とうとうだめだったというのにちょっと似ている。

名人になる為には、Ａ級で優勝しなければならず、Ａ級に上がる為には、各段のリーグ戦を勝ち抜かなければならない。よって、プロになったからといって、即座に名人戦の挑戦者になるわけには行かない。それでも、何年か先の名人戦の予選というつもりで順位戦を戦うのだろう。

オリンピックでは、15歳の伊藤美誠ちゃんが活躍した。中学生があちこちで活躍している。そういう姿を見ると、われわれもがんばらなければと思う。さすがにプロの棋士にも、卓球の日本代表にもなれないけど。

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