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平野歩夢が韓国人なら、ショーン・ホワイトはなんといわれたか

2018/02/17

ピョンチャンオリンピックも1週間になるが、いまだに金メダルがない日本である。病み上がりの羽生結弦が期待されるようでは、今回もまただめかの気分ではある。

その中で、金メダルに一番近かったのが、平野歩夢だったのではないか。しかし、それも名前の通り夢と終わってしまった。最後に滑った絶対王者が大逆転で金メダルをさらったからだ。

しかし、翌日の新聞などではあれは誤審ではないかということが書かれている。滑っているときの解説でも、不十分ということが言われていた。にもかかわらず得点は高かった。

まったく同じ演技をしても、「絶対王者」といわれる人に対しては高得点が出やすいのではないかとは、戦前から予想できることであった。それは、言い方を変えれば、王者に対する信用というものでもある。

スケートのショートトラックでは、韓国人選手が失格になったおかげで銅メダルを取った選手のSNSに非難が殺到しているという。書いているのは当然韓国人であろう。「腕を切り落とす」だの「殺す」だのという言葉が並んでいたそうだ。

ショーン・ホワイトがずるをしたかどうかは分かっていない。しかし年収40億という人だから、裏から手を回しても自分の得点を高くできたかもしれない。かつて篠原信一がドイエに負けたときのように日本人にとっては不満の残る判定であった。

平野選手がもしも韓国人であれば、韓国国民の非難はスケートの比ではあるまい。殺すなんていう言葉だけじゃすまなかっただろう。ショーン・ホワイトも命拾いしたということか。

 

 

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