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国民のための戦争と平和

2018/03/22

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戦争とは「つける薬のないものにつける薬」という言葉があるそうだ。

平和を考える為には、戦争というものを考えなければならないという。第一次世界大戦後、平和主義を唱えた為に、ドイツの進出を許してしまったという考え方があるのだそうだ。戦争はやってはいけない、という考えである。

戦後の日本では、武力は要らない、戦争は国連に任せておけばいいという考え方がある。しかし、そもそも国連という組織は世界政府ではない。単に、第二次大戦後の世界を現状維持のままにしておくための組織として発足したものである。国際連合というが、その実は第二次大戦中の「連合国」そのものなのである。

  • 戦争というものは、国際紛争解決の最終的手段であるという。これ以上に優れた解決法が発明されれば、戦争というものはなくなるかもしれないが、現状そういったものが発明されていない以上、国際紛争の解決の為に、この先も戦争というものはなくなるまいという。
  • 「神州不滅」というのは現代の日本の非武装平和主義の人の考え方だという。昭和56年に書かれた本であった。

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