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年号を考える

2018/12/25

そろそろ年賀状を書かねばならない。

って、もう25日だから今から書いて出して、果たして元旦につくのか。

来年の年賀状は平成31年ということになる。

来年までは平成でいいのだ。

そこで、元号というものを考えたとき、いまや世界で元号があるのは日本だけではないのかと思い至る。

本家本元の中国では、中人民共和国の時点では廃止していた。

朝鮮半島もまた同様である。

2700年の歴史が連綿とつづられるのは、今や日本だけということになった。

これをばかばかしい神話だという人はいるだろう。

しかし、神話の時代も含めて2000年にわたる歴史がこれほどつながっている国はないのである。

元号というものは前世紀の遺物であり、今回の改元を混乱の元であるとして文句を言う人もいようと思う。

しかし、これだけ永きにわたって続いた元号をもつのがわが国のみであるということに対して、中国も朝鮮半島も、実はうらやましく思っているのではないか。

ひそかに私はそう考えている。

 

 

 

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