オリンピックは10月10日からやろう
2020/03/20
オリンピックの7月開催は絶望的なような話題が毎日聞こえてくる。
1年延期、2年延期などということが言われている。
一方、選手サイドからすれば、延期するにしても半年が限度だろうという。
そもそも、なぜ1年とか2年とかいうのかと言えば、アメリカのほかのスポーツとの兼ね合いだ。
つまり、今のオリンピックはアメリカのプロスポーツの合間にやるように義務付けられている。
これは、IOCの独立性という点で考えてみれば、はなはだ情ない話というべきであろう。
IOCという組織は、開催国に対しては高圧的な態度を示す一方、アメリカのテレビ界には絶対服従の態度を取っているようにしか見えない。
抑々、スポーツなどやるべきでないような時期に開催するように強制しているのはアメリカのメディアであり、その命令に従うIOCである。
マラソンのように、本来は冬のスポーツをやるために開催地の変更をごり押しすらする。
そうまでしてアメリカのメディアにこびへつらうような組織に果たしてオリンピックを開催する資格などあるのか。
仮に、オリンピックの中止ということになれば、その損失はすべて開催国に押し付けられる。
それはフェアな態度なのだろうか。
ここは、10月10日に開会式を行うとしてはどうか。
そのころにはさすがにコロナウィルスも下火になっているのではないだろうか。
アメリカ人を馬鹿にするヨーロッパ貴族がやっているIOCには、それぐらいの矜持があってもいいのではないかと思うのだが。