患者を売買する会社
2020/05/29
EPARK歯科の成功を見てか、同じようなことを考える会社が増えた。
「企業の福利厚生を担当している会社ですが、月島・勝どき地域の患者さんを引き受けていただけませんか」という。
「ひきうけてくれ」とお願いするのであれば、そっちが金を出すんだろうねと思うのが普通の人だろう。
しかし、実際には、「つきましては契約費としてOOO万円、紹介患者一人当たりOO万円」とかいう話になる。
言い方を変えれば、患者さんはひとり「OO万円」で売り買いされるということになる。
患者さんは、どこかのこういった会社のサイトに「患者」として登録したとたんに、「商品」として売り買いされるということになる。
もちろん、こちらに「紹介」される人の中にはサクラもいるだろう。
紹介料で3万とか5万とかとるのであれば、1万円ぐらいサクラ代を払っても十分に儲かる。
こういう会社と契約する歯医者は果たしているのかと思うのだが、次々とやってくる。
学会にもブースを出してますというところもあるから、それなりに儲かっているということか。
こういうところで売買される患者さんは、どこまでごぞんじなんだろう。