やっぱり電気は明るい
2020/06/14
知人の奥さんは、小さいころにお父様をなくし、彼女が東京にお嫁に来て以来静岡の実家はあいたままであった。
それが最近になって、地元でも仕事をしようかということで実家を訪れることが多くなった。
風を通さないと家はいたむということで、戸をあけに行くことはあったようだ。
しかし、電気・ガス・水道は止めたままで、必要があれば近所のお宅に借りていたという。
頻繁にいくようになって、ついにインフラの再開をはたしたそうだ。
電気があるのが当たり前の我々は感じたことはなかったが、一戸建ての家は昼でも暗いそうである。
そこに電気が通った瞬間、なんと明るい家かと感激したそうである。
マンションに住んでいる我々は特に家が暗いなどと感じることがない。
やはり、文明というものは人を感動させるものであるようだ。