藤井聡太とコナン君とどっちが優秀か

藤井聡太7段が、棋聖戦に続いて王位戦のタイトルに挑戦することになった。

彼は「まだ」高校生である。

ところで、高校生探偵という人がいる。

その人の名前を江戸川コナンという。

名探偵コナンだ。

高校生探偵とわざわざ言うからには、高校生は頭脳的にはいまだ未熟であるという考え方がもとになっているのだろう。

一方、この漫画の冒頭に、「体は子供、頭脳は大人」と言っている。

このことを考え合わせると、どうも言っていることに矛盾があるようにも思う。

まあ、それはマンガだからそういうものだろう。

で、藤井さんとコナンさんだ。

どちらも、「大人顔負け」の大活躍をしていることは周知の事実である。

そりゃあコナン君は漫画の主人公だから当たり前だろうといわれそうだ。

まったくその通りで、大体こんな小学生のような子供が事件現場でちょろちょろしていることからしておかしい。

まして、大人が困るような事件を解決するなんてありえない。

そう、ありえないんだ。

でも、藤井さんはそのありえないようなことを起こそうとしている。

じゃあ、この二人はどちらが優秀か。

なんてつまらないことを言うのは私ぐらいのものだろう。

漫画の主人公と現実人間とを比べるなんてナンセンスだ。

でも、話題づくりとしては十分にありそうだ。

コナン君は何十年たっても小学生だが、藤井さんはすぐに高校を卒業してしまう。

二人の対決をやるんなら今年しかないだろうな。