東京矯正歯科学会がWEBにて開催
2020/07/13
学会というものは、人が集まってディスカッションをするものと考えられてきた。
しかし、このような状況になって、人が集まること自体がリスクであるとして、ネット上での開催に切り替えた。
演題は、動画というべきか、音声付きのパワーポイントによって行われた。
これなら高い会場費を払う必要がないことと、会場から遠い人でも問題なく参加できる。
今回は東京だが、地方の学会であっても参加はいくらでもできることになる。
今まで以上の参加者が見込めることになるのではないか。
また、時間の制限がなくなった分、演題数の制限がない。
出したいだけ出すことができるということである。
もっとも、そうなってくると地方学会というものの存在意義がなくなる恐れはあるが。
今のような社会になって、テレワークやネット上での仕事が推奨されている。
余計な通勤時間がかからなくなるメリットがある。
社員を入れる箱が小さくなれば、コストも下がることが期待できる。
学会も、何人集めたかなんて言うことではなくて、より良い演題が出ることを期待すべきである。
それと、会費をもう少し下げるべきであろう。