冷房が熱中症で人を殺す

8月も終わりだというのに毎日暑い。

東京は昨日までに猛暑日が11日と過去最高を更新したという。

今日で12日か。

連日、平年比プラス5度とでている。

いくら地球温暖化と言っても、せいぜい1度程度のもので、5度というのはいくら何でも温暖化のためだけではあるまい。

街中を歩いていて冷房の室外機の熱風を浴びないことはない。

東名高速を走っていても、車が集中する海老名サービスエリアあたりの気温はずいぶん高い。

車と建物のエアコンが出す排熱のおかげで5度も気温が上がってしまったというべきなのだろう。

長野でも、少し前まではエアコンなど置いてある家はなかった。

それが今ではエアコンなしでは生活できないというし、気温を見ても東京とそん色ない。

そういう地方はたくさんありそうである。

今年の熱中症による死亡者はすでに100人を超えているそうだ。

50年も前に熱中症で人が死ぬなどという話を聞いたことがなかった。

まさに、エアコンが熱中症を引き起こして人を殺しているといえる。

もしも、日本で1台もエアコンを使わなかったら、今日の最高気温はせいぜい30度ぐらいだったかもしれない。

グレタ・トゥーンベリさんが東京にいたら、エアコンを使うのだろうか。