ドコモにTOBのくやしい
2020/09/29
かねてから菅総理は携帯電話の価格の引き下げを言っていた。
携帯大手3社は大幅な減益が予想される。
そのため、NTTはドコモを子会社化して経営強化を図ることにしたようである。
すでに5Gでは米中に大きく後れを取っているといわれる日本である。
6Gでの挽回を目指したいところだろう。
5Gが始まったばかりの現在、6Gへの投資と言っても、いったいどれぐらいが必要になるのか。
基地局の建設から、対応デバイスまで幅広い領域が包含される。
そのすべてをまかなうわけではないが、数十兆円の資金が必要になるのではないか。
そのためには、経営基盤の強化が必要である。
海外の携帯会社に比べると利益額は低いという。
その日本企業に、海外企業に打ち勝つことができるのか。
5Gでさえついていくだけであるのに、6Gでも結局同じ構図になるかもしれない。
それに、米中の上に立つようなことになれば、決して両国とも黙ってはいまい。
きっと、「一緒にやろう」というに違いない。
ならば、数十兆のお金は必要ないかもしれない。
それがどうなるのかは、これから5年か10年でわかることだろう。
それにしても、昨日ドコモでなくKDDIを買ったことが悔やまれる。