バーチャル日本矯正歯科学会
2020/10/12
先週、日本矯正歯科学会がバーチャルで開催された、らしい。
まったく気が付かないうちに終わっていて、友人に言われて気が付いた。
だが、バーチャルのいいところで、11月まで自由に見ることができる。
これなら、通常の学会もバーチャルにしてもらってもいいぐらいだ。
しかも、である。
今年の学会は国際学会とのジョイントということで、14万円の参加費だった。
オリンピックのアリーナ席でもないのに14万円である。
しかし、それが1万1千円になった。
つまり、本来の10分の1以下である。
これは、海外から招待する先生の旅費・宿泊費・観光費・謝礼などが不要になったこと。
会場の費用が不要になったこと。
そして、コンパニオンの費用などが掛からなくなったことなどがその理由と推察される。
地方の先生からすれば、わざわざ横浜まで行くための旅費と宿泊費が不要になった。
さらに、通常の学会は、2つか3つの会場で同時並行で何かを話している。
すると必ず聞けないセクションがあるが、そういうことがない。
何やら三方がみな得をした勘定である。(その分、パシフィコは大損だろう)
今回が79回で、まだまだこの先も学会は続く。
来年以降、特に国際学会と銘打ったものはこの形で行ってくれた方がいいと考える会員は、たぶん私一人ではあるまい。