やっと「大鵬の孫」が出てきた
2020/11/25
中央区には相撲部屋がある。
その関係か、わんぱく相撲に「貴闘力の息子」という兄弟が出ていた。
「相撲取りの息子が出てるのよ」なんてお父さんお母さんが言っていたのを思い出す。
その、「貴闘力の息子」が十両に上がった、すなわち関取になった。
と、ここまではわんぱく相撲の延長で、当時のお父さんお母さんがいればそういっただろう。
だが、世間的にはそういう評価ではない。
この人は、大横綱大鵬の孫である。
その「大鵬の孫」のしこ名が「王鵬」になったと出ている。
一瞬、それは中国人かと思ったのだが。
王貞治の「王」と大鵬の「鵬」。
つまり、「巨人・大鵬・卵焼き」からつけた名前に他ならない。
ならば、卵焼きはどこに行ったのか。
これで、「卵アレルギーがあるので食べたことがありません」なんて言ったら、それこそ「未完の大器」ということになるのだが。
よく出る話だが、大鵬はこの言葉が嫌いだったそうである。
巨人はチームだが、自分はただ一人で戦っているからだ。
だた、王さんなら言うだろう。
プロというものは、チームであれ個人であれみな一人ずつが戦っているのだと。
さて、王鵬が大鵬になる日が来るのはいつだろうか。