第3波 vs 本格的流行のはじまり
2020/11/29
コロナの話である。
第3波が始まったという言い方がされている。
しかし、これは第3波ではなくて、本格的流行のスタートだといった人がいたそうだ。
確かに、これから東京で1000人、1万人と増えてくるならそういうことになるだろう。
通常、インフルエンザはこの時期から増加する。
それと同じようなウィルスであるとすれば、このような状況は十分に予想はできる。
問題は、1000人、1万人と増えてくるのかどうかということだ。
多くの方は、手洗いマスクは十分にされているものと思う。
最近は、どこの店に行っても消毒薬が置かれている。
しかし、だからと言って1億人の全員が同じようにこういったことをしているとはかぎらない。
トイレの個室から出てきた人の1割程度は手も洗わずに出ていくというデータがある。
つまり、「予防策を取っていても感染する」のかどうかははっきりしないということである。
もちろん、家庭に持ち込まれれば、様々なものを共同で使用するため、容易に感染するであろう。
そのため、家庭内であっても、タオルは個別にするか使い捨てにする必要は出てこよう。
食事も大皿に盛るのはもってのほかだし、できるだけ離れて会話もしない方が安全だ。
とはいうものの、それでは家庭の家庭たるゆえんがなくなってしまいそうである。
コロナは、「自分以外のものは汚染物である」という事実を突きつけているようにも見える。
それはもしかしたら今後の社会を変容させていくものになるのかもしれない。
とにかく、うんこをしたら手を洗え、ということだけは言いたいのである。