雪が降る
2021/01/11
日本海側は大雪で、昨年末に続いて車が立ち往生している。
年末に続いて自衛隊が出動して対応に当たっている。
台風に対する対応に近い。
映像を見るととても静かで、長閑なイメージを受けるのだが、車の方々はそれどころではない。
雪が「今そこにある脅威」として迫っている方からすれば、恐怖以外の何物でもないだろう。
私の親類のいる上越では240ミリと出ている。
いくら慣れているとしても、そういう人たちが雪下ろしで亡くなる。
そういう人たちの車が立ち往生する。
それだけ過酷ということに他ならない。
よく聞く話だが、日本の国土の55%が豪雪地帯なのだという。
日本海側が冬になればこれほど降るというなら、確かに日本の半分はそうだということになる。
最近、雪に閉じ込められて亡くなった方の話を聞くようになった。
異常気象の一環と言ってしまえばそれまでだが、住んでいる人からすれば厄介である。
雪が降る絵はあくまでも長閑である。
災厄をもたらさない程度に降ってくれないものだろうか。