緊急事態宣言は延長するのか
2021/03/03
東京近辺4都県が緊急事態宣言の延長を希望したという。
新規患者の発生数が下げ止まっているため、今やめてしまうとリバウンドが生じると懸念されるからだ。
この延長については、むしろ一般市民の方が延長を希望しているように伝えられている。
それは、とりもなおさず緊急事態宣言自体、一般市民にとってはほとんど生活上の問題になっていないという表れであろう。
目下緊急事態宣言下であるのだが、どれだけの人がそれを認識しているか。
むしろ、ああそんなことまだやってたのね、ってぐらいのものではないか。
最も影響を受けるのが飲食業で、7時以降はお酒が出せず、8時までしかお店を開けていられない。
お店にしてみれば、書き入れ時を奪われるわけで、まさに死活問題だろう。
一方、外食をしない私にとってみれば、何の痛痒も感じない。
それがほとんどの人の感想ではないのかと思っている。
繁華街の人出も増加こそすれ減ってはいないといわれる。
むしろ、このどこが緊急事態なのかと思わないわけにはいかない。
つまり、普通の人からすれば、解除したからと言って別にうれしくもないし、延長されたからと言って特に困らないというところではないか。
それより、早く感染者が減ってほしいというのが一般的な希望だろう。
こうなったら、いつまでやってくれてもいい。
少なくとも2桁になってほしい。
それがみんなの希望だろう。