総理候補者が総出演の顔見世興行なるか
2021/09/04
菅総理の退陣を受けて、次期総裁候補という人たちが続々と名乗りを上げている。
当然だが、次第にこの数は減ってくるものと思われる。
推薦人20人という枠は結構厳しいようで、過去にそれで断念した人もあまたいるように思う。
マスコミにはすでに5人ほどの名前が挙がっている。
これから、憶測も含めてまだまだその数は増えてくるだろう。
というよりも、ぜひどんどん増えてきてほしいものだと願っている。
この際だから、推薦人20人枠というのを撤廃して、出たいと思っている人すべてが一堂に会してほしい。
そうすればもっととがった人が出てきそうな気がする。
「結局いつも同じ人」という街角の声があがる。
それはある意味、派閥のトップのような人である。
そうではなくて、こんな人がいたのかと思うような人の顔を見てみたい気がする。
そこから、あらゆる意味で削られていくのは仕方がない。
だが、存在も意志も知らないうちに断念するというような人の顔も見てみたいものだ。
そうでなければ、政治も政治家も、国民からそっぽを向かれそうである。