中皮腫で死亡
2021/11/09
内視鏡で肺がんの手術をする夢を見た。
ほかの人が先にやっているところを見て、ものすごく苦しそうに見えた。
目が覚めてもまだ夢だったことに気が付かなかった。
紀子様のお父様の川島さんが中皮腫でなくなったという。
中皮腫の原因はアスベストであるとはこの20年で言われてきたところだ。
それまでは、あらゆるところに使われていたようで、学校の体育館などにもあったという。
我々は知らないところでアスベストと接していたわけであり、それが中皮腫の原因になった可能性はある。
もちろん、80歳の方と我々とでは、その頻度は異なっているだろうけれども、我々も同様のリスクがあるということになる。
アスベストの潜伏期間は20年から50年と書いてある。
この問題が明らかになって、撤去が進んできたようだが、せいぜい20年というものだ。
それ以前に被爆した分に関しては、まだ50年たったとは言えない。
川島さんがアスベストの工事現場にいたとは思えないから、被ばく頻度は我々と同様だろう。
となれば、80歳ころには我々も中皮腫になる可能性が高まるということだろうか。
石綿が世の中に普及し始めたころに、このような事態は想定すらしなかったにちがいない。
石綿を大量に被ばくした人たちの中から中皮腫の患者が多数出たことから発覚したことだ。
彼らがいなければ、原因のわからない普通の肺がんの一種として見過ごされてきただろう。
世の中には、こういうものはまだまだたくさんあるに違いない。
アルツハイマーやALSといった病気も、いつかそういう日が来るようになるかもしれないと期待している。