真珠湾80年か
2021/12/08
令和3年12月8日は、ちょうど真珠湾攻撃から80年目だそうだ。
「本未明、帝国陸海軍は、太平洋上で英米軍と戦闘状態に入れり」というやつだ。
テレビではいくつか特集を組んでいた。
開戦はやむを得なかったのか、回避はできなかったのかといった話である。
中国から撤退すれば、回避は可能であっただろう。
しかし、すでに4年も戦ってきた日本軍としては、今更撤退などできないということだった。
やめればいいじゃないかと今言うことは簡単だが、損きりは簡単にはできない。
結局、敗戦までできなかったわけである。
いまから思えば、真珠湾攻撃をしなければよかったのではないかと思われる。
アメリカからは攻めてくる口実がない。
だが、臥薪嘗胆という選択肢があったが、だれも選ばなかった。
到底選べるような状況ではなかったということだったのだろう。
日本は負けてよかったのだという人もいる。
負けたおかげで二度と戦争なんてしない国になったのだと。
そうとでも言わなければ、とてもやっていられない結果だったと言えよう。
私が生きているうちに、日本が戦争に巻き込まれるということがないようにしてほしいものである。