4か月待ちの矯正科
2021/12/21
東京歯科大学の矯正科は、紹介状なしの患者さんは診ない、紹介状があっても最低4か月待ちだそうだ。
昭和大学では今はどうかわからないけれども、昔はそんなことはなかった。
たぶん、今もそんなことはないだろう。
東京歯科大学だけ特別なのに違いない。
思えば、2,3年後には慶応大学に吸収される。
となれば、慶応大学で治療を受けるということになる。
一般的な病気でも、東大病院が一番いいと思う人はいる。
それと同じようなものではないか。
思えば、歯学部と言われるところは大学のヒエラルキーとは一線を画す存在である。
いわゆるヒエラルキーの範疇に入るのは、日大くらいのものだろう。
わが昭和大学にしろ、東京歯科大学にしろ、そういった分類の埒外である。
ところがその埒外と思われていたものの中から、突然私立トップに躍り出た。
関東9歯学部の中で国立である医科歯科を除けば同じと思っていた人からすれば、突然の大転換であろう。
この場合、医科歯科と慶応とどっちかという選択もあろう。
そこで医科歯科の医学部と慶応の医学部とが比べられるのではないか。
通常、これは慶応に軍配が上がる。
となれば、医科歯科ではなくて慶応の歯学部の方にかかりたいと思う人が増えるということだろう。
大学のランク付けから逃れられていた歯学部に、今後ランキングが求められてきそうである。
早慶上理は無理かもしれないが、せめてGMARCHには入りたいと思うのは人情だ。
うちの大学は、いつまでももこのままでいるのだろうか。