ウニが高い

ジャンボ宝くじのコマーシャルでウニを鍋に入れるというのがある。

ざる2枚である。

ウニが高いという。

ロシア産のウニで、あのざる1枚が卸値で8000円ほどらしい。

これが国産だと3万円と出ている。

赤潮の被害で、ウニの生育が悪いのだという。

ロシア産も、中国人が買いに来るおかげで最近は高いという。

中華料理にウニなんて出てきたことないんだから、中国人は買うなよって日本人は思う。

ロシア産のウニと言いながら、北方領土あたりで取るというのだから、本来日本のウニというべきだろう。

で、コマーシャルに戻ると、ウニのざる2枚が日本産だとすれば、卸値で6万という計算である。

小売値で行ったら10万ぐらいになるのではないか。

とかんがえると、たいそうな「なべ」である。

北方領土が日本であれば3万円、ロシア領でロシア人がとったら8000円。

ウニや魚に国境がないと思えば、だれがとるかの違いともいえる。

ロシア人がとったら3分の1か4分の1になるんなら、ロシア人がとるのが必ずしも悪くはないか。

とは思っても、やはり領土は国の根幹。

いつまでもやつらの思うままにさせておいていいのかと、日本人であれば思うべきだろう。